脳脊髄液とは？｜えがお快福倶楽部

脳脊髄液とは？

脳脊髄液とは・・・

脳脊髄液（のうせきずいえき、cerebrospinal fluid、CSF）とは…

別名：脳漿（のうしょう）とも呼ばれ、血液、リンパ液と同様、体内を循環する組織液の一つです。

脊髄中枢神経を守っているとても重要な組織液になります。

どこでつくられるの・・・

この脳脊髄液は、脳の中心辺りに位置する「側脳室（そくのうしつ）」と呼ばれる脳室内の「脈絡叢（みゃくらくそう）」という特殊な毛細血管で作られています。

役割としては・・・

脳や脊髄に浮力を与え衝撃から守るクッションの役割
（脳が約1,300グラムで、脳関髄液の中で浮くと50グラム程度になります）

脳に栄養を運ぶ役割

神経細胞の老廃物や毒素を取り除く役割

脳内と全身の神経の新陳代謝と修復をする役割 などがあります。

自然治癒力の要・・・

脳脊髄液は、一日にペットボトル1～1.5本（約500～700mL）ほど生成され、毎日3～4回ほど入れ替わりながら、脳から仙骨（お尻の骨）まで絶えず循環しています。
※ 約５～７時間ほどで全量を交換しています。

カラダがもつ「自然治癒力」は、この脳脊髄液が正常に循環しているからこそ働くのです。

脳脊髄液の流れが悪くなると・・・

脳への栄養供給が滞り、酸欠や栄養不足になるため脳が正常に働かなくなってしまいます。

また、老廃物や毒素の排出もうまく働かなくなることで、全身の神経機能が低下したり、からだに不調をきたし 自律神経に影響を及ぼすようになります。

もちろん、ホルモンの生成にも影響がでるため、ホルモンバランスが崩れ、内臓の不調などもでてきます。

老廃物や毒素の排出がうまくいかなければ、リンパ液の流れにも関わってくるので浮腫みや肌、髪の毛などにも影響を及ぼします。

鬱、自律神経失調症、更年期障害、筋痛症、その他に自然治癒力が働かなくなることによる様々な症状、また 血液にも影響するため、脳梗塞や心筋梗塞などを起こす人も少なくありません。

えがお快福倶楽部では・・・

えがお快福倶楽部では、脳脊髄液の流れをチェックし評価させていただいています。
（流れる 強さ や 押し出し感、リズム、バランスなどをチェックしています）

必要であれば、頭蓋骨調整（硬膜調整含む）をおこなうことで、この脳脊髄液の流れを良し、自然治癒力を高めることを考慮し施術を行っています。
※ 脳脊髄液減少症と診断され、ブラッドパッチ治療をされた方も 施術は 可能です。（一度ご相談下さい）